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Scandal in Bohemia, The, Level 3, Penguin Readers (Penguin Readers: Level 3) 価格: 721円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 原書とは違ってかなりやさしい英語で書き換えられています。表紙は80年代製作のグラナダテレビ『シャーロック・ホームズの冒険』のジェレミー・ブレットの有名な(多用されている)写真ですが、中の物語のイラストはグラナダの写真ではなく、イラスト(S.Pagetのではない)です。初めてホームズのものを英語で読むのならこの本がいいと思います。但し、他のペンギンのホームズシリーズと同じく原書の内容がかなり削られているので、もしペンギンシリーズのホームズを読んだ後ホームズものに興味を感じたら、次は原書にチャレンジすることをおすすめします。 内容は、A Scandal in Bohemia, The |
Gold Warriors: America's Secret Recovery of Yamashita's Gold 価格: 1,336円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 この本は一言でいえば、「糸井重里の徳川埋蔵金シリーズ」と同じである。日本人に対してならこの表現ですべてを説明したことになる。欧米人にはインディ・ジョーンズである。本書は小説としては優れているが、ノンフィクションの本としては落第点である。
あの番組では、徳川埋蔵金の黄金360万両(たぶん存在しなかっただろう)の存在を裏付けるために展開された幕末の国内情勢と対外情勢の説明の部分はそれなりにためになった。小栗上野介がロッシュのフランス政府に対して借款を申し入れていたハナシなどは実際にフランス取材を行っているので事実なのだろう。しかし、核心部分の埋蔵金のハナシについては、「 |
The Modigliani Scandal (Signet) 価格: 766円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 モジリアーニの幻の作品を探しにイタリアへ向かう大学院生、その叔父でモジリアーニ展をもくろむ美術商、美術商に雇われる私立探偵、開店まもなくビジネスが軌道に乗らない美術商、まったく売れない画家等々、それぞれの思惑と企みが入り組んだまま最後まで話が展開。そして最後の最後に、「ははあ、なるほどね」と納得。大作というわけではないが、ピリリとスパイスが効いていて、緊張感がありつつ爽快感もある、良質なサスペンス。 |
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