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純 / 流星2003 / ホームラン・ブギ2003 価格: 1,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7 はじめて「純」をフルコーラスで聴いたのは拓郎の歌でなく、長年の親友と行ったカラオケの席だった。彼の熱唱を聴いていて、“まぁ、これまで何だかんだあったし、いろいろ迷惑もかけたけど、結局、こいつとは一生つきあって行くことになるんだろうな……”、なんつー思いがフト頭をよぎり、妙に感傷的な気分になったりもしたもんだったが(以上、自分語り)。
やはり何といってもまず、この「純」のもつ熱い言葉・熱いメロディー。これが、もうかれこれ30年以上やっている人の中から生み出されたものだ、という事実が、やたらと胸を打つのだ。もしかすると拓郎はこれを、新たなる“デビュー曲”のつもりで世に送 |
FOREVER YOUNG(紙ジャケット仕様) 価格: 2,300円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 収録曲の多くの歌詞に、当時の彼の気持ちがダイレクトに出てる気がする。だから、この作品を80年代の代表作にあげる人は多い。私なんぞ深読みしすぎて、当時引退を連想してしまったが。でも「大阪行きは何番ホーム」を聞く度に、サビの"家を捨てたんじゃなかったのか"にシビれる。自分の小さくまとまった姿にぶつけるように口ずさんでしまう。
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豊かなる日々 吉田拓郎2003年の全軌跡 価格: 1,800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 私にとっての吉田拓郎とは・・・70年代を疾走する彼の姿はある種の憧れであり、その生き様は他を圧倒する爽快なものであった。彼のレコードに針を落とし、静かに目を閉じるとそこからつくり出される世界に心が熱くなり、そしてじっとしては居られなくなる興奮を覚える。拓郎の作品は、世の中の仕組み、定説、慣習、常識、政治、人生、恋愛、・・・・様々なテーマに対して”過去と変革”というキーワードでわれわれに語りかけてくる。「さあ、じっとしていないで動き出せ!もっと自分に正直に生きてゆけ!」それがいわゆる拓郎節である。ステージに立った彼のエンディングをギターでバサっと切る姿には”自信”という二文字が背中からほとばし |
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アジアの片隅で(紙ジャケット仕様) 価格: 2,300円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 アルバムタイトル曲の「アジアの片隅で」は、岡本おさみ氏の詞だけど
いまの時代を予言したような内容です。
いや、この国は30年前からなんの反省も進歩もしてないのかもしれません。
当時中学生の自分には詞もメロディーも難しかったのかもしれません。
当時は「元気です」が好きでした。
若い人にも、70年代,80年代(とくに前半)の拓郎を聞いてもらいたい。
もう一度「アジアの片隅で」を唄ってくれないかなぁ。 |
情熱(紙ジャケット仕様) 価格: 2,300円 レビュー評価:3.5 レビュー数:2 この頃は半年に1枚のペースでアルバムをリリースしていたので曲のクォリティが低いといわざるを得ません。
マラソンからわずか半年でリリース。しかも合間にツアーもやっていた訳ですから。
この時代は本当に手抜き曲(1,3,5,7,など3コードのブギ)が多くて。
とはいえ本作でも「何処へ」奥さんの事を歌ったシングルで名曲「I'm in Love」隠れた名曲「若い人」等の良い曲はあります。またタイトルソングの「情熱」はライブVersionの方が先にオンエアーされていたためそっちの印象が強く
レゲエ調のアルバムVersionは今ひとつ。 |